月の満ち欠けと、愛犬の体調変化に関連性を見つけたら、有効活用してみよう

前回、「気象病」の話の中で、「お天気が悪い日や、満月や新月の前後3日くらいは、会社も学校も行事も休みにして、みんなでダラダラ過ごしていれば・・・」と提案しました。(いや、提案まではしてないし・・・)

「満月や新月の前後3日くらい」は、月と太陽の引力が、地球に影響を及ぼす力が大きくなるので、私がここで言うまでもなく、地球に乗っかってる全てが、大きな影響を受けます。草木花も、海も、魚も、サンゴも、私も、あなたも、犬も、猫も、蛍も、カブト虫も、蝶も、鳥も、石も、山も、マグマも。

サンゴや魚たちは、満月や新月で起きる「大潮」によって、卵がより拡散していくように、「大潮の日」に、一斉に卵を産み、受精させます。翌日の海面は、オレンジ色の河のようになっている所もあります。

植物が良く育つような種撒きの時期や、虫がつきにくく反りにくい木材になるように樹木を伐採する日、綺麗が続く花や美味しい果物の収穫時期、農作物に虫さんが卵を産む時なども、全部、満月や新月が関係しているのです。

満月の時は、こんな影響があるよ。新月の時は、こんなこと、あるらしいよ。という、私のヨタ話を、流し読みすることで、いざ、愛犬が「ウオオオオ〜〜〜ン!」」となった時に(どんな時やねん!)、「あぁ、あれか」と、冷静に対応することができるかもしれません。

満月や新月の前後は、こんなことが起きやすい

ちなみに、2019年9月の満月は14日、新月は29日で、海の潮位が上がる「大潮」は9/14から9/17と、9/29から10/1。わかりやすく、地球が引っ張られているのを感じることができる時期です。

  • 身体が浮腫みやすくなる
  • てんかんの発作が起きやすくなる
  • シニアさんの徘徊や夜鳴きが活発になる
  • 古傷を痛がる
  • 持病が出やすい
  • 出産しやすい
  • 副作用の強さや、出血量(増える)の関係から、ワクチンの接種や手術は避けた方がいいと言う人も。

コロラド州立大学獣医センターで診察した11,940件を調査した結果、満月では、救急治療室の受診数が、猫では23%、犬では28%増えることが判明したそうですが、原因について結論は出されていないようです。

月の大きさによる愛犬の体調を観察してみる

月の大きさは、紙のカレンダーに付いているものありますし、スマホのカレンダーに自動的に入れることもできます。デイリーで、愛犬の状態を、ちょこちょこっと記録していくと、数ヶ月後、案外、何かのパターンが見えてくるかもしれません。

老犬介護や、発作の持病を持っている子の看病をしているママやパパは、何か起きた時に、「何がいけなかったの?」「あれか?これか?」と自分を責めがちですが、「そろそろ、くるぞぉ」「おっ!キタキタ」「月読みどうりだな」と思えることが増えると、ちょっと、アレですよね。(アレですよ、アレ)

月の影響を有効活用する

愛犬の行動と月の大きさとの間に、あるパターンが見えてきたら、ラッキーです。必要なら、神経を鎮めるハーブや薬の服用、徘徊で怪我をしないような環境作り、家族行事の計画など、あらかじめ、対応をすることができるからです。

月が大きくなっていく時は、エネルギーが高くなっていく

  • 栄養を吸収しやすくなり、食欲が出る。
  • この時期は、浮腫みやすいし、体重も増えやすい。
  • 満月に向けて、神経が活性化していくので、徘徊、てんかんや不安、怯えなどが出る子は、対応するハーブや薬を用意しておく。

月が小さくなっていく時は、浄化作用が高くなる

  • 不要になったものを、体外へ排出するモードになる。新月で出し切る感じ。
  • ハーブでは、ダンデライオンネトルペパーミントなどのデトックス作用のあるものが有効に働く。
  • この時期は、体重が減りやすい。
  • 出血量が少なくなることから、この時期の手術は成功しやすく、回復が早いとも言われている。

まとめ

台風や低気圧などの気象の変化もさることながら、月の満ち欠けで、愛犬の体調や食欲、行動に変化が出ることもあるようです。月の大きさによる、愛犬の体調を観察し、何かのパターンを発見したら、月の影響を有効に活用してみましょう。

徘徊や夜鳴き、食事やお水を拒否るようになったハイシニアさんの介護でお悩みの方は、ご相談ください。わかっているのに、イライラしたり、怒ってしまったり、深く悩んだり・・・。月の力を借りて、あまり悩まない「これでいいのだ介護」をしてみませんか?

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